しに、うちあたいしました。
内戦が終わって間もないアフリカ・ウガンダをはじめ、世界の紛争地で難民のために奔走してきた難民支援のエキスパート、高嶋由美子。ある言葉との出会いが、今の高嶋を作った。
小さな頃から好奇心旺盛だった高嶋は海外に憧れ、高校時代、アメリカに留学。世界の真実を、自分の目で見たいと強く思うようになった。帰国後、就職活動に臨んだ高嶋はマスコミを志望したが、時代はバブル崩壊後の就職氷河期、ついに内定は得られなかった。高嶋は将来が見えなくなり、何週間もふさぎ込んで過ごした。
そんなどん底の時、出会ったのが華道家・勅使河原蒼風が書いた本の一節だった。
求めていなければ、授からない。
だからいつでも求めていなければならない。
ついに授からないかも知れないが、
求めていなければ授からないのだ
落語界を背負う当代屈指の名人、柳家小三治。
71歳の今も、高座に上がる時、常に同じ言葉を自らに言い聞かせる。
仕事に慣れてはいけない、初めて話すと思え
小三治は言う。「慣れてしまって、緊張感というか集中力というか、そういうのが疎(おろそ)かになる。実は、それがずっと私のテーマですね」
当代屈指の名人 柳家小三治
胸に刻む 座右の銘
プロジェクトX 言葉の力SP↓
http://www.nhk.or.jp/professional/2011/0328/index.html
なんかいいね!その言葉や出会いがその人の人生を変える。
私がまだ肌身離さず持っている言葉は、ある麺ターから19の時、東京へ働きに出る時頂いた言葉。
坂本竜馬の父が竜馬へ送った文章です。
『
修行中心得大意』
一、片時も不忘忠孝 修行第一之事
(片時も忠孝の心を忘れずに、修行を第一とすること。)
一、諸道具ニ心移り 銀銭不費事
(道具に目移りし心を奪われ、無駄遣いをしないこと。)
一、色情ニうつり 国家之大事をわすれ、心得違有間じき事
(色恋にうつつを抜かし、国家の大事を忘れ、心得違いをしないこと。)
右 三ヶ条胸中ニ染メ修行をつミ 目出度帰国専一ニ候
以上
丑ノ三月吉日 老父
龍馬殿
そういえば、福山の竜馬もよかったさぁ~。
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